《このホームページについて》

立ち上げの経緯

 このホームページは、新潟県の「ニューにいがた里創プラン事業」の一環である「妙高四季彩博物園」の 平成16年度一人一美講座事業の補助を受けてスタートしました。

 郷土料理は、なつかしい思い出の料理であったり、普段のなんでもない食事であったりします。それらは時代とともに変化し受け継がれてきました。しかし、少子高齢化や、大量生産大量消費の波で昔ながらの小規模な農業が失われようとしている今日、郷土料理も同じような道をたどろうとしています。そして、家、家族、といった本来あるべき”心”を育む場においても、この食文化の衰退とともにに失われてきているようにも感じます。

 生産者の 顔の見える農作物。正しい理解のもとに作られた安心安全な手づくりの食品。地元で生産されたものをその土地で消費しようという「地産地消」。生活の慣わしや、祭においてなくてはならない行事食。これらもすべて郷土料理と言えるでしょう。郷土料理=郷土の食文化を敬い大切に育てていくことこそが、地域の宝である人と自然を育み、これからの私たちの生活や心を豊かにするものだと思います。

 私たち、なんぶルネサンスはこの事業(田舎の味と暮らしミュージアムづくり)を通じ、私たちの住む地域において、自然と共存する豊かな農、食文化、食産業が私たち住民と健全に生き続けていけるよう問いかけていきたいと考えました。そしてこの活動がより広域に、より多くの人の手によって支えられ成長していくことを望んでいます。

ホームページの今後

 郷土料理は時代とともに変化していくものだと思います。このホームページでは、地域の枠を超え、現在ある食の意味、これからの正しい食生活を探るきっかけとなることを目的としています。その過程の中で考え、思ったこと、教えていただいたことを記録し、増幅させていきたいと考えています。みなさんのご協力をよろしくお願いいたします。

参考文献について

▲「南部の味と暮し」「あらいのごっつぉ」は、新井市の地域の食を愛する先人たちによって編集されました。

 

【 南部の味と暮し】

  • 昭和62年3月21日 発行
  • 昭和62年5月23日 増刷
  • 発行者
     新井市克雪管理センター
     新井市公民館南支館
     新井市南部地区食生活改善推進員
     新井市南部婦人学習グループ

 

【あらいのごっつぉ】

  • 平成7年3月20日 発行
  • 編集 新井市食生活改善推進委員協議会
  • 発行 新井市・環境保健課

 

 

DATA : このページは現在更新中です。内容について予告無く変更がありますのでご注意ください。
ホーム ▲ページの先頭 

copylight 2004 nanbu-runeissance. このページの無断転載をお断りいたします。