ホーム > 田舎料理全集 > 田舎の味お料理カード  
竹の子汁 越後新井の郷土料理と言えば笹寿司に並んで竹の子汁が有名。このタケノコとはネマガリタケのタケノコの事で、6月タケノコのシーズンに一回は採りたてを食べたくなります。採れる季節は限られているため瓶詰めが一般的です。特別な日に開けて一年を通して楽しみます。
材 料
  • タケノコ(ネマガリタケ)
  • 玉葱、ジャガイモ、卵
  • サバ缶
  • 味噌、酒、出汁の素

    材料はお好みです。左2枚の写真は組み合わせ例です。

{ 素材辞典:ダケノコ

道具や素材のアドバイス

採ってきた竹の子はすぐに調理しましょう。どんどん味が落ちます。



作り方

  1. 生のタケノコ(ネマガリタケ)はていねいに皮をむいて食べやすいおおきさに切ります。このとき節の堅い部分は捨てます。ジャガイモ、玉葱も食べやすい大きさに切ります。
    (水煮のタケノコを使う場合も同じ。ムダのないように節をとって瓶詰めしてあるものもあります。)
  2. 水に、タケノコ、ジャガイモ、玉葱、サバ缶を入れて煮ます。
  3. 酒、味噌、出汁の素を加えてからしばらく煮て味をしみこませます。溶き卵で仕上げます。


だってね〜
 サバ缶派、豚肉派?竹の子汁の作り方を訪ねるといろいろな答えが返ってきます。「サバ缶は絶対入れる!」「うちはバラ肉が好き」、中には両方入れる家もあります。基本は味噌仕立てですが、酒粕を入れる人もいるし、こんにゃくや人参、ゴボウと具だくさんに作る家もあります。
 田舎の竹の子汁の作り方のポイントは、形なんか気にしないで「しょっぱ〜く」「ごっとんごっとんと煮る」のがうまいんだってね〜。

DATA : 2004年7月と8月新井市楡島にて取材。
ホーム ▲ページの先頭 

copylight 2004 nanbu-runeissance. このページの無断転載をお断りいたします。