ホーム > 田舎料理全集 > 田舎の味お料理カード  
こんにゃく 煮物、和え物、笹寿司、五目ご飯・・・。こんにゃくはいろいろな料理に利用でき田舎の料理には欠かせない素材です。手づくりしたこんにゃくは歯触りもやわらかく、さしみこんにゃくとして、カラシ醤油で食べると格別。こんにゃく玉を掘り出し、冬〜芽が伸び出してくる春先までの季節の味です。
材 料
  • こんにゃくいも 1kg
  • 水 2升(3.6リットル)
  • 炭酸ソーダ お猪口1/3を130ccの湯で溶かす

{ 素材辞典:こんにゃくいも

 

 







《さしみこんにゃく》

作り方

  1. 炭酸ソーダにぬるま湯を注ぎ溶かしておく。こんにゃくいもはよく汚れを落としてかおおざっぱに切って皮を剥き、フードミキサーにかけやすい大きさに切りそろえる。
  2. フードミキサーにこんにゃくいもを入れ、分量の水の一部(いもに水が十分にかぶる量)を入れながら細かく粉砕し、ボールにあける。時間を置くと固まるので分量の水を平均に分けながらのばしていく。
  3. すべて粉砕し終わって水が全量入った状態で1時間ほど置いておく。水にふやけてしっかりとしてくる。
  4. 軽く火にかけながら、温まるまで手袋をした手で練る。
  5. 程よく温まったら、炭酸ソーダを3回くらいに分けて加えながら均一に混ぜていく。序々に固くなってくる。
  6. 炭酸ソーダがよく混ざったら、成型して沸騰した湯に入れ40分ほど加熱する。灰汁、えぐみを抜きます。その後たっぷりの水にとってさらにえぐみを抜きます。
  7. 薄切りにしてさしみこんにゃくに。好みの形に切って煮物に使います。


だってね〜
・ソーダを入れる前に加熱するとなめらかになります。加熱しなくてもできます。
・成型はおたまですくう方法、型に入れて切り分ける方法、手で形づくる方法...いろいろお試しください。
・かぶるくらいの水につけたままにして冷蔵庫で保存すれば日持ちしますが作りたてはやはりおいしい。
・分量の水を加減することでこんにゃくのやわらかさを調整できます。
・海苔入り、黒ゴマ入りのこんにゃくを作ることもあります。
・皮を剥いたこんにゃくいもに直接手で触れるとかゆくなります。
・皮を剥き残す黒いこんにゃくになります。

DATA : 2005年1月新井市楡島にて取材。
ホーム ▲ページの先頭 

copylight 2004 nanbu-runeissance. このページの無断転載をお断りいたします。